※注意:『ズートピア』のネタバレをしています※
日本語でまとめてある記事が見つからなかったので、現在把握している状況をメモする意味でもまとめておきます。
なんだかこの話題について書くのも今更だし、言いたいことはツイッターでだいぶ言ったし、綺麗にまとめてくださってい方もいるし、こういうセンシティブな話題に私のような素人がいつまでもウダウダ言うのもなー、と思っていたのですが、未だにツイッターでたまにこの話題が流れてくるたびにモヤモヤするので、考えたことの忘備録という意味も含めてやっぱり書いておきます。
タイトルでお分かりかと思いますが、ちょっと前から話題になっている「エルサにガールフレンドを」のキャンペーンと、それに対して主に日本語圏のネット上で巻き起こった批判について。
そもそものキャンペーンのいきさつはこんなかんじ。
エルサに女性の恋人を」、アナ雪ファンの訴え広がる
『ズートピア』の初回の感想は見た当日に興奮状態で「『ズートピア』Whatever happened to the American Dream?/何がアメリカンドリームに起こったか」で書いたのですけれども、あれから吹き替えで2回目を鑑賞して、いろんな方の感想を見ているうちにいろいろ書きたいことがたまって来たのでまた書きます!本日は「エクスペンダブルズ2のヴァンダムはいつだって僕らに大切なことを教えてくれる」と「トライ・エブリシングはいいぞ」の二本立てでお送りします。
私は近年のディズニー作品について、「アナと雪の女王」も「マレフィセント」も実写版「シンデレラ」も、「過去のディズニー作品(とくにプリンセスもの)における価値観を批判的にアップデートしている」と考えています。
もちろん、近年の作品に限らずディズニー作品は常に価値観のアップデートを続けていたわけですが。
「ズートピア」も間違いなく、この流れの中にある作品でした。具体的にどのへんがって、これ「プリンセスと魔法のキス」の精神的続編ですよ。
以下ネタバレなし(とおもう)感想です。